「ちょっとブレイク」

 今回の学会で、私が感動したことがいくつかあります。
その一つは、台湾の人々の優しさ。特に学会のスタッフだった学生さんたちはみんな笑顔で、素直な気持ちの持ち主だなぁという感じを受けました。


それともう一つ感動したことは、一日2回、午前11時と午後3時にあったコーヒーブレイクでした。
その時出された点心類↓(中国のお菓子、サンドイッチ、饅頭類など)なんとビックリ!そのおいしさに2回ビックリ!!!!!その時に出された飲み物は、コーヒーと紅茶、中国茶でした。

 <ちょっと中国茶の話>

 食事の前には必ず熱い中国茶が出されます。生の水を飲む習慣がありません。中国料理は多量の油を摂取するので大丈夫なのかなあ・・・という感じでしたが、きっと多量のお茶を飲むことで、体のバランスを取っているのでしょう。

 宿泊したホテルの近くには、中国茶専門喫茶店があり飲みに行きました。そこでは4様々なお茶があり、中には40 年前の茶葉や80年前の茶葉がありました。私は80年前のお茶が飲みたかったのですが、店員さんから「80年物は刺激が強すぎるため、初心者はお腹を下すよ」と言われ、40年のお茶を飲みました。色は、コーヒーのような真っ黒な色で、癖があって、カビのような臭いがあり、おいしいとはいえなかったけれども(素人の評価)、体にはよさそうな感じでした。ちなみに、1杯1200円!80年物は時価だそうです。

晩餐会では12コースの料理が出され、サービスをしてくれたお姉さんたちもすごく丁寧に料理を取り分けてくれました。出された食事の量が大変多く、日本では出された食事をすべて食べるのが礼儀だが、中国の方たちは山海珍味(?)でも残すことには躊躇がないことに私はびっくり!中国では食事を残すことは行儀が悪いことではないようで、食大国中国人のなせる技か!?と一人で悩みました。