Delhi

2003年02月21日

いよいよデリー
飛行機が30分遅れ、荷物と共に空港を出た時は既に夜中の11時を過ぎていました。初めて行く場所に夜遅く着いた経験がある方は分かると思いますが、結構心細くなりますよね。お金をインドの通貨ルピー(Rs. 1Rs=¥2.7)に換えると結構な量になり、お金持ちの気分にはなったものですが、ホテルまでどうして行けばいいのかな。地下鉄などがあれば一番安心なのですが、デリーの地下鉄は数年前から工事中。10年くらい前、デリーを旅行した人のエッセイで地下鉄工事のため交通渋滞がひどかったと書いてありましたが現在でも進行系でした。



2003年02月21日

ガイドブックを読むと、空港から出ると大勢のタクシードライバー達が寄ってくると書いてあったのですがそのとおり!私達(食事学研究室の大谷先生と李)は、学会からの無料のタクシーを利用してホテルへ向かいました。
ホテルまでは車で40分と書いてあったのが30分もかからずに着いたのですが、その30分の間、私達は「あ!ひあぁ!大丈夫?」という悲鳴に近い声をだしてパニクッテいました。そのわけは、車の左側のサイドミラーは初めからないし、右側のサイドミラーも大部分の車が破損しているか、左側と同じくないのです。道路には車線はないし、信号はたまにあるが無視、クラクション!クラクション!クラクション!まるでジェットコスターのようでした。



2003年02月21日

ホテルに着くまでの間、ドライバーは「自分は寝ずに頑張っている、なぜならば自分には子供が4人(インド滞在中出合ったドライバーさんはなぜか全員子供が4人であった、偶然?)もいるのでチップをはずんでください」と延々と話していました。学会からの思わぬ無料タクシーサービスだったので、しつこくチップを要求するタクシードライバーにちょっと奮発してチップをあげようと思って、ホテルに着いたとき50ルピーO.K.? と余裕を持って言っても不満げに ワンモアー。結局100ルピー。
ガイドブックには空港からホテルまで95ルピーと書いてあったので結局“無料”ではなかったです。
あぁ、これがインドか!チップ文化に慣れていない私にとっては、インド初日から軽い(インド滞在中経験したその他の出来ことと比較すると)カルチャーショック!体験でした。



2003年02月22日

デリーはインドの首都で、インド大陸の北の方に位置しています。
学会期間は一応「冬」の時期でしたが、日中は陽射しが強く、23度前後の気温。人口は950万人で、インドの中でも道路事情はよく発達していて近代化されている都市だそうです。
ニューデリーとオールドデリーに分かれていて、ニューデリーは英国統治時代に作られた町で道路も広く人々も少なく、みんな綺麗な格好をしていました。



2003年02月22日

ニューデリーから約20分離れているオールドデリーは、なんと!カオスそのもの。
日本ではとっくに廃車にされてしまったような車?というか、三輪車と人力車、自転車、バス、牛、犬、屋台からの匂い、車からの騒音、普通のpeople, Street people, 商売のpeople、それからバクシーシ(喜捨)を求めるpeople、観光people、まるで別世界のカオス!でした。
車から降りて買い物でもしようかと思いましたが、インド初心者にはかなりの勇気が必要だったので買い物は諦め、町を歩きましたが、さすが、疲れました。久しぶりに人酔いしたような感じ。





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