Indian People

2003年02月25日

Bindi(ビンデー)


今回、私が一番楽しみにしていたのは、インドの人々を思う存分見ることができる(?)ことでした。昔から私が考えている最高の美男・美女は、薄黒い肌、掘り深い顔だち、黒い目、ちょっと細めの体格、シルクの様な髪のインド人でした。インドの女性達がサリーをショールのように巻いて歩いている姿は、同じ女性の立場でもセクシーで美しさを感じました。インドの女性にとって最も大切なおしゃれは、眉間にBindiという飾りをつけることです。Bindiは種類も、形も、大きさも本当に多彩で、トイレなどで化粧直しのついでにBindi直しをしているインドの女性達の姿は真剣そのものでした。
私はBindiについての予備知識もなく、インドの女性から勧められるままにつけてウロウロしてましたが、Bindiにはいろいろなルールがあるらしいのです。まず、既婚者はワイン色、赤などの丸い形のBindiをつけますが、結婚前の娘さんたちは、好きなように好きな形のものを楽しむそうです。



2003年02月25日

サリー姿の綺麗なお姉さん

インドの女性の美しさは、民族衣装であるサリーの美しさで増しているような感じでした。学会に参加しているほぼ100%のインド女性がサリーかパンザビドレス(ワンピース、ズボン、スカーフの3点セット)でした。町の女性達も殆ど民族衣装を普段着で着ていたのが新鮮なショックでした。
日本の浴衣や着物も美しいですが、特別な日に着る程度だし、韓国でもチマチョゴリがありますが、正月やお盆にしか着ていません。洋服の簡便さを知っている(知らない?)のに、自分達の民族衣装をちゃんと守っているインドの女性は偉い☆★☆



2003年02月25日

My mother of India



Santosh Jain Passi先生は、デリー大学で32年間学生を指導しているそうです。
Passi先生とは2年前、台北で開かれた「ARAHE;アジア家政学会」で同じホテルで泊まったことが縁で知り合いになりました。台北ではホテルのロビーで先生のご主人さんと30分程度お話ししたのですが、すごく上品でいい方だなぁと思いました。Passi先生は、インドにはアジア栄養学会の準備委員であって、私の発表(黒大豆のおいしさについて)にすごく興味をもってくださって、インドの学会でも是非紹介してほしいとおしゃいました。
Passi先生とご主人さんはなぜか私をすごく気に入ってくださって、自ら私のインドのママになってくださって私としては光栄でした。日本に戻ってきてからもメールや年賀状を送ったりしましたが、会うのは一年半ぶりでしたのでちょっと緊張しました。なぜならば、Passi先生は思ったより偉い先生で、アルバイトしていたスタッフの学生さんからどうしてPassi先生と仲がいいの?なぜ、あなたのインドのママになったの?質問攻めににあいました。Passi先生から私が不便のないように格別に注意をしろと命令?があったそうです。
学会最終日の夜に飛行機で帰国する大谷先生と私のために、学会疲れがあったにも関わらず、ご主人さんとお食事の場まで用意してくださいました。そのときPassi先生は、台北の学会に参加して良かったことは思わぬ娘ができたこととおしゃってくださったので、嬉しいのと責任感で胸がいっぱいでした。今年の8月にはタイの学会(アジア家政学会)でまた会うことを約束してさよならしましたが、母元を離れる娘の様な気持ちになって急に寂しくなりました。
今度、再会するときにはもっと成熟して、今より一回り大きな私になろうと思いながら、、サヨナラPassi先生!



2003年02月26日

インドの子供達


子供はどこの国の子供もかわいい!と言いますが、インドの子供達は本当にかわいい。シャイで人懐こいし、貧しくても子供としての品性を忘れていないというか、私はかなり好きでした。
しかし、オールドデリー付近では、物乞い専門の大人ぶったたくましい(?)子供や、親のいないStreet Childrenで物売りにされている子供など、様々な様子の荒んでいる子供達もいっぱいいました。その子達を見ながら、私達(ある意味裕福で恵まれた環境で生活している人々)が、これからどうすればいいのか解決しなければならない宿題に見えて重い気持ちになりました。



2003年02月27日

Street people



インドの人口は約10億。人が大勢いると生き方も様々。日本もバブルがはじけてからHomelessが増加していますが、インドでもホームレスが結構深刻な問題なように私には見えましたが、現地のインド人は平気でした。
町にいるStreet peopleには、瞑想が主な仕事である哲学者系や家族連れ系、親子二人系などなど様々な形態で存在していました。一部の人達は車の窓まで寄ってきて、喜捨を要求する場合もありましたが大部分のStreet people達は平和な顔で生活していました。
1人の人間が生まれてから死ぬまで、この世で生活している時間はそれぞれですが、いろんな生き方があることに感心しました。Street people達の持ち物を観察してみると、ほとんど持っているものがなく、自分の身一つと着ている服、たぶん食べ物が入っている小さな袋が彼らの所持品のすべてでした。Street people達はなんで、どうしてそんな生き方をしているのか、原因はそれぞれ異なっていると思いますが、栄養状態も劣悪で衛生面も最悪、結局、悪循環になるような気がしたので、ちょっと優鬱でした。反面私は、自分が持っているものの多さ(欲を出して手にした物)に反省もできる良い経験でした。





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